乾燥肌に効くクリームとは!?
肌が乾燥する原因には、色々とあります。
特に、秋から冬にかけては、大気が乾燥するので、肌も乾燥しやすい季節です。
乾燥を防ぐためには、部屋では加湿器を使う事が大切です。
また、肌が乾燥する原因としては、大気の乾燥以外にも洗顔のし過ぎなどの過度なスキンケアや肌に合わない化粧品の使用などもあります。
この為、スキンケアのし過ぎや肌に合わない化粧品の使用の場合は、それらを改善すればいいのですが、それと同時に大切になるのが保湿です。
乾燥肌になる人に効くクリームとは、どのようなモノがあるのか?を紹介します。
乾燥肌へのケア方法
乾燥肌の人は、保湿クリームの利用が重要になります。
ただし、過度な保湿は、逆に肌への負担をかけてしまうので、必要です。
この為、適度な保湿を心がけるようにしましょう。
特に、肌に合った優しい界面活性剤、防腐剤などが入っていない無添加の保湿剤がオススメです。
乾燥肌に効くクリームとは?
お肌が乾燥すると、肌の老化やシワなどの肌トラブルを起こす原因になります。
この為、肌の乾燥を防ぐためには、しっかりと乾燥肌に効くクリームを使って、キチンと保湿をする必要があります。
肌の乾燥を防ぐことによって、肌の水分を保持して、肌の潤いを保ち、ハリのあるみずみずしい肌を目指すことが出来ます。
乾燥肌なら保湿力が強いクリームを使う必要がある
乾燥する秋から冬は、誰もが保湿には注意して、保湿クリームを利用している人が多いと思います。
しかし、乾燥肌の人は、普通の人と比べると、肌が乾燥しやすくなっており、潤いが足りていません。
この為、乾燥肌の人の場合には、普通の人以上に保湿力が高いクリームを利用する必要があります。
保湿力の高いクリームの選び方
乾燥肌の人は、普通の人以上に、保湿力が強いクリームを使う必要があります。その為、保湿成分自体が強力である必要がありあすが、さらに、いかに肌に浸透するのかと言った点も大切になります。
この為、保湿成分や保湿に間接的に役立つ成分などが肌に浸透しやすくなっている必要があります。最近では、肌に成分が浸透しやすくする為にナノ化して分子を小さくしているモノが浸透力が高くオススメです。
保湿成分の種類とは?
乾燥肌に効果が期待できる保湿成分には、いくつかの種類があります。ここでは、オススメの保湿成分と、代表的な保湿成分を紹介します。
代表的な保湿成分としては、「水分を挟み込むタイプ」と「水分を抱え込むタイプ」、「水分をつかむタイプ」の3種類があります。
保湿するチカラの強さとしては、
- 水分を挟み込むタイプ:最強の保湿力
- 水分をつかむタイプ:保湿力は弱い
- 水分を抱え込むタイプ:それなりの保湿力
と言ったような違いがあります。
乾燥肌対策をする為には、保湿力が強い「水分を挟み込むタイプ」を選ぶのがオススメです。
もちろん、「水分を抱え込むタイプ」も、それなりに効果があるので保湿効果はあります。
水分を挟み込むタイプ
「水分を挟み込むタイプ」は、水分をサンドイッチ状に挟み込んでキープすることです。代表的な保湿成分として有名なのが「セラミド」です。セラミドは最強の保湿成分とも言われます。
- セラミド
- 水素添加大豆レシチン
- スフィンゴ脂質
- ステアリン酸コレステロール
セラミド
セラミドは、皮膚の表面にある細胞間脂質の約40%を占めている、肌に元々ある保湿成分です。水分を挟み込んでキープするチカラが強いことで、色々な化粧品に使われています。
スフィンゴ脂質
スフィンゴ脂質は、セラミドと同じように皮膚の表面の細胞間脂質に含まれる成分ですが、セラミドよりは保湿力が落ちます。
水素添加大豆レシチン
水素添加大豆レシチンは、大豆から抽出して出来た成分です。
ステアリン酸コレステロール
ステアリン酸コレステロールも、セラミドと同じように、皮膚の表面の細胞間脂質に含まれる成分です。スフィンゴ脂質と同じように、ステアリン酸コレステロールは、セラミドよりも価格が落ちます。
水分を抱え込むタイプ
「水分を抱え込むタイプ」は、皮膚の少し奥の真皮という部分に、元々ある成分で知られている成分です。ただし、これらの成分を肌の表面にクリームで塗ったとしても、真皮まで浸透はしません。
皮膚の表面に「水分を抱え込むタイプ」を塗ることによって水分を抱え込むことで、肌の乾燥を防ぐことが出来ます。
- ヒアルロン酸
- エラスチン
- コラーゲン
- ヘパリン類似物質
このような成分が代表的な保湿成分です。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、皮膚の真皮部分にあるゼリー状の物質です。水分を200倍から600倍を蓄えることが出来ます。乾燥肌の人がクリームで肌に塗ることで、保湿効果が期待できます。
コラーゲン
真皮部分では、肌の弾力を保つために使われている成分です。化粧品として、肌に塗っても真皮まで浸透することはありません。その代り、皮膚の表面で保湿成分として働きます。
エラスチン
エラスチンは、皮膚の真皮にある成分です。保湿力が強い成分なので、化粧品に使われています。
ヘパリン類似物質
ヘパリンという物質は、血液中に含まれている成分です。ヘパリンは水分を含む力が強いので、ヘパリンの類似物質を保湿成分として化粧品に使われることがあります。ヘパリン類似物質は、医薬品にも使われることがあります。
その他の保湿に効果的な成分としては「プロテオグリカン」、「ビタミンC」です。
プロテオグリカンは、軟骨や皮膚にある成分です。プロテオグリカンは、保水力に優れているので保湿成分としても使われるようになっています。ビタミンCは、ビタミンC誘導体として化粧品に使われる事が多い美容成分です。ビタミンC誘導体は、肌内部のコラーゲンの生成や、シミ、シワ、肌のたるみなどに効果があります。
最強の保湿成分は、セラミド
乾燥肌に効くクリームには、コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドと言ったような色々な保湿成分があります。
一般的に、有名な保湿成分としては、コラーゲンやヒアルロン酸が有名ですが、乾燥がひどい乾燥肌の人の場合には、「セラミド」配合の保湿クリームがオススメです。
セラミドとは?
セワミドは、元々、肌に存在する保湿成分です。しかし、年齢の経過とともに、肌の新陳代謝が遅くなると、肌内部のセラミドも減少します。そこで、化粧品でセラミドを補うのがオススメです。
セラミドは、湿度が0%になっても水分を蒸発させません。また、マイナス20度になっても凍らないと言ったように、あらゆる環境において保湿効果を発揮します。
この為、セラミドは、保湿成分として最強とも言われている訳です。このように乾燥肌に効くクリームを探す場合には、セラミドが配合されているクリームを選ぶのが効果的です。
乾燥肌に効くクリームの選び方
乾燥肌に効くクリームの選び方として、オススメなのが「セラミド」配合の化粧品です。この他にも保湿成分としては、コラーゲンやヒアルロン酸が含まれている化粧品を選ぶのも良いと思います。
この他にも、それそれの化粧品によって、美容効果として、シミやシワ、くすみ、たるみ、と言ったように色々な効果がある成分が配合されています。
乾燥肌に効くクリームを選ぶ場合には、セラミドで保湿をシッカリと行いつつ、自分に必要な効果が期待できる成分の入っているクリームを選ぶと良いです。
保湿クリームを選ぶ方法【まとめ】
乾燥肌に効くクリームを選ぶ場合には、下記のような点を意識して選ぶと良いです。
- セラミド配合の保湿クリームを選ぶ
- 添加物など、肌に良くないモノが入っていない方が良い
- 自分の悩みに合った成分を選ぶ
セラミド配合の乾燥肌に効くクリームとは?
乾燥肌に効くクリームとしては、下記のような化粧品があります。
アヤナス
小林製薬ヒフミド
エトヴォス セラミディアルモイスチャー
これらの化粧品は、セラミドが配合されています。特に、セラミドの中でも効果が期待できる「ヒト型セラミド」が配合されているので、保湿成分として、乾燥肌対策として期待できる乾燥肌に効くクリームです。
また、お試しセットがあるので、比較的に安い価格で試すことが出来る
セラミド化粧品は、どのような成分を選ぶのが良いのか?
セラミドは、水溶性ではないので、化粧水ではなく、美容液、乳液、クリームなどに配合されていることが多いです。
セラミド配合の化粧品を選ぶときには、どのようにして作られているセラミドを選ぶのか?と言った点も大切になります。
セラミドの種類
セラミドとひと言で言っても、いくつかの種類があります。
化粧品に使われているセラミドとしては、
ヒト型セラミド
天然セラミド
植物性セラミド
合成セラミド
と言ったような4種類があります。
ヒト型セラミド
ヒト型セラミドは、名前の通り、人間の皮膚に含まれているセラミドとほぼ同じ成分です。この為、お肌に優しく、保湿力や浸透力が優れていると言った特徴があります。
化粧品へのヒト型セラミドの表示としては、「セラミド1」、「セラミド2」、「セラミド3」と言った表記がされます。お肌に不足するのは、「セラミド2」、「セラミド3」だと言われています。
天然セラミド
天然セラミドは、馬などの動物の脳や脊髄から抽出した動物由来のセラミドです。動物由来と言うことで、人間の皮膚にあるセラミドと近い効果が期待できます。
化粧品への天然セラミドは、「セレブロシド」、「ビオセラミド」、「ウマスフィンゴ脂質」などと言った形式で表記されています。
植物性セラミド
植物性セラミドは、お米、大豆、コンニャク、トウモロコシ、米ぬか油、小麦胚芽油と言ったような穀物や油から抽出して作られるセラミドです。植物性セラミドは、肌への浸透力は高いのですが、人間の肌にあるセラミドとは少し違うので、他のセラミドと比べると保湿力が低くなります。ただし、動物性である天然セラミドよりは肌に優しく安全性が高いです。
化粧品への植物性セラミドの表記は「植物性セラミド」、「コメヌカスフィンゴ糖脂質」となっています。
合成セラミド
合成セラミドは、疑似セラミドと言われ、石油が原料として作られています。化学合成で作られているので、安く大量に作ることが出来るのですが、保湿力と言った点では、他のセラミドよりは落ちます。
肌が乾燥する原因とは?
肌が乾燥する原因としては、いくつかの原因があります。肌が乾燥する原因としては、どのようなモノがあるのかを紹介します。
ここで紹介した、肌が乾燥する原因を知っておくことで、肌の乾燥を防ぐ方法として普段の生活を見直す為に利用すると良いです。
肌を乾燥させる原因としては、「スキンケアの間違い」、「生活習慣の間違い」と言った2つの原因によって肌の乾燥が起こっています。
スキンケアの間違い
スキンケアの方法を間違えると、肌の乾燥が激しくなるケースがあります。具体的には、下記のようなケースに、お肌が乾燥する原因になる事があります。
- 頻繁に洗顔をする
- クレンジングに時間をかける
- 肌に合わない化粧品を使う
- 熱めのお湯で洗う
- 顔にシャワーを直接当てる
- ゴシゴシと顔を洗う
- 硬いタオルでゴシゴシと洗う
- スキンケアは洗顔、化粧水のみ
頻繁に洗顔をする
洗顔は、肌の汚れを落とす為に必要なことですが、その洗顔を行い過ぎると、肌の保湿に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。洗顔のし過ぎは、肌の乾燥を含めて、色々と肌トラブルの原因にもなるので注意が必要です。
クレンジングに時間をかける
クレンジングでシッカリと化粧汚れを落とそうと思い時間をかけていると、肌の保湿の為に必要な皮脂まで洗い流してしまうので、肌が乾燥しやすくなります。
肌に合わない化粧品を使う
化粧品が肌に合わずに、肌に刺激を与え続けていると、肌トラブルを起こし、肌の乾燥を起こす原因になる場合があります。
熱めのお湯で洗う
洗顔やクレンジングを行った後に、汚れが落としやすいと言うことで、熱めのお湯を使うと、肌の自然の保湿成分である皮脂まで洗い流してしまい、肌が乾燥しやすくなります。
顔にシャワーを直接当てる
顔に直接、シャワーを当てることで、顔への刺激によって皮脂などの保湿成分が流れ落ちて、肌荒れや肌の乾燥を起こす可能性があります。
ゴシゴシと顔を洗う
顔を洗うときに、手でゴシゴシと洗うことで、顔を摩擦することによって、皮膚への刺激が強くなり肌が乾燥しやすくなります。
硬いタオルでゴシゴシと洗う
洗顔後やお風呂上りに、顔を拭くタオルも注意が必要です。硬い素材のタオルでゴシゴシと拭いていると、皮膚に刺激を与える事になり、肌へのダメージとなります。
スキンケアは洗顔、化粧水のみ
スキンケア方法として洗顔後、化粧水をつけて終わっている場合には、保湿を行っていないので、乾燥肌になる可能性があります。
スキンケアで乾燥肌になる場合【まとめ】
以上のようにスキンケアを行った事により、逆に、肌が乾燥するようになる事があります。その共通した原因は、肌への刺激によって、皮膚の元々ある保湿効果を低下させて、肌のバリア機能を低下している事です。
お肌のバリア機能が低下している場合には、自然に肌のバリア機能が回復するまで、朝の洗顔は、ぬるま湯だけで行うなど、スキンケアを控えめにする必要があります。
生活習慣の間違い
生活習慣によっても、お肌が乾燥しやすくなるケースがあります。
- ストレス
- 睡眠不足
- 冷暖房の使い過ぎ
- 偏った食事
- タバコ
ストレス
過度なストレスを溜めていると、ホルモンバランスや自律神経のバランスが崩れることで、肌の水分量や潤いを維持する為にスムーズな代謝や肌のターンオーバーが行えなくなり、肌トラブルを起こす原因になり、乾燥肌になる場合があります。
睡眠不足
睡眠中には、特にお肌のターンオーバーによって、皮膚の再生と関係しています。睡眠不足になると、お肌の再生機能が十分に行われずに、肌トラブルをお越し、肌が乾燥する原因になる事があります。
冷暖房の使い過ぎ
夏はクーラーを使い、冬は暖房を使うことで、部屋の湿度が下がると、肌から水分が乾燥して皮膚が乾燥しやすくなります。
偏った食事
バランスのとれた食事をせずに、偏った食事をしていると、体内で栄養不足になり、新陳代謝が悪くなります。肌の代謝が悪くなると肌の潤いがなくなり、自然の保湿成分である皮膚の皮脂の分泌量がへり、肌が乾燥しやすくなります。
タバコ
タバコを吸うと、血管が収縮して、血液循環が悪くなります。血液循環が悪くなると、肌の保湿機能が低下して肌が乾燥しやすくなります。
肌は、弱いモノと言った点を意識しておく
人間の皮膚の表面にある角質層は、0.02mmと言ったように、サランラップと同じぐらい薄い層で出来ています。この薄い角質層で、人間は、外的刺激を防いでいます。
この薄い皮膚の表面の角質層は、間違ったスキンケアや生活習慣の乱れによって、スグに状態が悪くなる可能性があります。
特に、20代の後半から、30代、40代、50代と言ったように、年齢が経過すると、どうしても新陳代謝が落ち、肌のターンオーバーが遅くなることで、外からの刺激など、肌の状態が悪くなった場合に回復するまでに時間がかかってしまいます。
その為、乾燥肌が気になる場合には、適切なスキンケアを行い、乾燥肌に効くクリームを使うのがオススメです。
乾燥肌を防ぐためには、特にセラミドが含まれたクリームが有効的です。